カサンドラの日記

発達障害のダンナさんとこどもを持つ主婦の日記。

夫の奇妙な行動。。。③

夫と生活をしている間に思ったことがある。「宇宙人と一緒にいるみたい」

 

 

話をしても聞いていなかったり、聞いたと思ったら大幅に間違えて覚えていたり、自分の都合のいいように話を捻じ曲げられていたり。。。

 

 

 

「意思疎通が上手くいかない」というのはこういうことか、といろいろ悩むうちに理解が出来た。

 

 

 

きっと若い時は「意思疎通」の意味を深く考えていなくって。

 

ただ一緒にいるだけで幸せだったから。

 

 

 

 

「意思疎通があまり取れない」ような兆候は付き合っている時にもあった。

デートの時、普通の人達なら談笑したり周りから見ても楽しそうな雰囲気を醸し出していることが多いだろう。

 

 

 

私達はそんな感じでもなかった。知人がたまたま私達を見かけたことがあったそうだ。でも特に楽しそうに話しているわけでもなかったから「気まずいから声をかけなかった」そうだ。もちろん、その日に特別ケンカをしたわけではない。いつもそんな感じだったのだ。

 

 

 

 カレに何を話したところで楽しそうにそれを聞いてくれることがなかったのだ。

 

これは今なら「共感力の欠如」によるものではないかと理解もできるが、当時は「(自分が)興味のない話をふったからかな?」と思うくらいだった。

 

 

 

結婚前にこんなことがあった。

 

 

 

その時ワタシは珍しく長期休暇が取れた。学生時代から旅行好きで、海外にも一人でフラっと行くことがあったワタシは「旅行に行ってくるね」と連絡をして出かけた。

 

 

カレは休みが取れなかったから、その間も仕事だった。

 

 

 

日本に帰ってきてお土産をカレに渡したが、聞かれるまで旅行の話はしなかった。

 

 

何故かというと「オレが仕事している時に旅行だなんてっ!ズルいな自分だけ。」と旅行の直前に言われたからだった。

 

 

 

だから現地で友達が何人かできた話や、美味しい食べ物、見てきた名所なんかの話は一切しなかった。きっと普通の人ならば「旅行どうだった〜?」とか「なんか美味しいモノ食べた?」とか楽しく聞いてくれるだろう。

 

 

でもその時既にカレの扱い方がわかりつつあったワタシは何も言わなかったのだ。

 

 

 

ところがだ。

 

 

 

カレが一つだけ聞いたのだ「何か楽しいことあった?」

 

 

だからなるべく手短に答えた。「お友達が出来て楽しかったよ。ご飯食べに行ったり、ちょっとおしゃべりしたり。」

 

 

それを聞いたカレがまた一言言った。「キミの話はつまらないな」

 

 

 

 

その日はお昼から会ってお土産を渡して、夕方くらいまで会える予定だった。

 

 

 

でももう一瞬でイヤになったのだ。

 

 

 

 

ランチ代を多めに渡して、ワタシは帰った。