発達障害と気付かずに結婚したから。。。⑨
ここまで(①〜⑧)は「カレ」が発達障害だと気付く前の話を書いてきました。
「前置き」は長くなりましたが。。。
ワタシが結婚した当初は「発達障害」という言葉はあったモノのどこか「関係ないモノ」のように思っていました。
でもそういう専門知識は全然なかったけれど「カレ」は付き合っていた当時から少し変わっているように感じていました。
たとえば
時間やお金の管理が出来ない。
女性関係にルーズである。
共感力に乏しい。
「オレ様」感が強い。(自分の思い通りにコントロールしようとする)
攻撃的である。
空気を読むのが苦手。
失言が多い。
記憶力があまりない。
虚言癖がある・物事を大きく話しがち。
白黒をハッキリつけたがる。
承認欲求が異常。
悲観的である。
ここまでザーっと思いついたことを挙げてみましたが、なんでこんな人のことがずっと大好きだったのか、自分でも不思議です。
今、自分が年齢を重ねて思うのは「オトコは顔だけで選んではいけない!!」ってことネ(笑)。。。
もっと早く気づかないといけなかったけれど、「好き!!」っていう気持ちだけで乗り切ってしまって。。。ワタシもカレの内面を見てこなかったのかもしれない。
「社会人になったらわかるようになるかもしれない」
「もう少し精神的に大人になったらわかるようになるかもしれない」
「30過ぎればわかるようになるかもしれない」
そんな風にいろいろなことが「ちゃんと」出来ない相手を「待っていた」ワタシ。
いつか治るだろうだなんて思っていたけれど、それはほぼほぼ間違いです。
本人が気付いて治そうと努力するまでは、多分一生治りません。
ワタシも含め「カサンドラ症候群」になってしまうような人は、きっとマジメで忍耐強い人が多いのではないかと思います。
「マジメで忍耐強い」のがいいことだと思っている(いた)方にお伝えしたいのが、「そうやって頑張っているうちに、あなたが燃え尽きたり、擦り切れてしまう」ということ。
デリケートな問題だからこそ、友人や家族に相談することをためらう人も多いかと思います。
ワタシもそうです。
「カサンドラ症候群」なのかもしれないな・・・と気付いたあなたへ。
「頑張りすぎないで。あなたのことを間違って責める人がいるかもしれないけれど、それは誤解だからと自信を持って。例えあなたの味方をしてくれる人が近くにいなくても、わかってくれる人はここにもいるから。」