発達障害と気付かずに結婚したから。。。⑧
「カレ」との結婚生活で、おかしいなと思うようなことが続いたり、「カレ」が姑になにやらワタシの悪口を吹聴していたせいで「お叱りの長文メール」が来たり「電話での口撃(お口が達者な方なんで・・・)」が来るなど、精神的にだいぶやられてしまった数年前。。。
そして、とうとうワタシは「不眠症」になってしまった。。。
最初は本当に弱〜いお薬を。でも薬って怖いのが、段々耐性ができるのか(?)効かなくなってくるってこと。。。
そのうちその薬だけでは眠れなくなって、量が増えて、それからもっと強い薬に徐々に変わっていって。。。
もともとは外に出るのが大好きで、たまにキレイな格好でお友達とランチに出かけたりショッピングに行ったりするのが愉しみだったけれど。この時期はそんな気分に一切なれずにいた。
「薬の副作用」のためか、「プチ引きこもりみたいになってしまった」せいか体重も増えてしまった。顔も浮腫んでしまって、醜くなった自分の顔を見るのがイヤになるくらいだった。
毎日が鬱々とした気分で、自分でも「鬱になってしまったのかもしれない」と思っていた。
「カレ」には不眠症になってしまったことは伝えたが、その原因と思われることは伝えなかった。
「カレ」は「自分で鬱かもなんて言ってるヤツは鬱じゃない!」という持論の持ち主なので「もしかしたらそうなのかも」と自分を納得させてやり過ごしていた。
薬を飲み始めて半年ほど経った頃、急に「カレ」に聞かれた。
「ところで薬代は月にどれくらいかかってるの?」
「1〜2万よ。通院した日数にもよるけれど。。。」
すると「カレ」が思いがけないような言葉を放ったのだ。
「もったいないな!!!!誰の金でそれを払っているんだ!!!!」
絶句した。
妻であるワタシの心配をしているのではなく、お金の心配なのか・・・
結婚前、ワタシは一応社会人として働いていてそれなりに稼ぎがあった。
だから結婚後、例えば実家の家族と旅行に行ったり、友達とランチに行ったり、ショッピングしたりというのは自分のところから出していた。
「カレ」からは「食費と雑費にかかる費用」くらいしかもらっていなかったのだ。
「カレ」から「お金」に関してはしょっちゅう言われるのだけれど、カツカツな生活をしているわけではなく、実際そんなにお金に困っているということもない。
でも「妻の心配よりもお金の心配なのか〜。。。」と不信感はさらに大きくなったし、無駄に責められるのもツライので。。。
病院の先生と相談をして薬に依存しないように少しずつ量を減らしていき、完全に薬を経つまで半年以上かかったけれど、なんとか自力で眠れるように改善していった。。。