発達障害と気付かずに結婚したから。。。⑤
産後、赤ちゃんのお世話は大変だった。
育児を経験された方はイメージもつくかもしれないが、文字通り「四六時中」手も目も離せないのだ。
もちろん、育児だけでなく通常の主婦業もしなくてはいけない。
最初の1〜2か月は細切れに30分ずつ。トータルでも1時間半くらいしか睡眠時間が取れなかった。
もともと貧血気味のワタシは母乳があまり出なかった。
当時はまだ母乳神話が強く信じられていたので、義母・義父・実父からは「粉ミルクなんてダメだ。母乳で育てないと!」とプレッシャーをかけられていた。
ほとんど母乳が出ないため授乳時間も長くなるし、授乳間隔も短く回数も多い。
空いた時間は母乳が出るようなマッサージをしたりして睡眠時間が余計に削られた。
それからどんなにクタクタでも、夫は家事を手伝おうとはしない。
「オレは金を稼いでいる。キミは家にいるだけだ。何がそんなに大変なんだ?こどもと一日遊んでいるだけだろう!」
ワタシが疲れきった顔をしていてもお構いなし。
それどころか土日には「オレは夜中にこどものせいで起こされて寝不足なんだ。土日は昼寝をしたいから、日中はこどもを連れて外へ行ってくれ。」と。
その後、こどもが夜泣きをする時期を過ぎても、夫の昼夜逆転生活は変わることがなかった。